2007年9月5日水曜日

NEW ARTIST UNIQUE


上野の東京都美術館で2007年9月19日から10月3日まで開催される第8回21世紀美術連立展に出品する作品が完成しました。
タイトルは Oli-Ora (オリオラ)です。2m×20cmの板にアクリルで描きましたが、リキテックスのグラスビーズを部分的に混入してテクスチャに存在感を持たせています。

ランターン・オブ・ザ・イースト

The 17th International Art Festival Lantern of the East in Pyeongtaek 出品作品です。
作品はジグレですが、1つの画面を6っつに分割し、2cm程の隙間を空けて展示しました。
日常の中の非日常的な視野を表現する事によって、通常の絵画から受ける印象
とはまた別の違ったドラマ性を感じて頂ければ、というような意図を持って制作しました。

2007年7月12日木曜日

オブジェ

自宅玄関先に設置しましたが、家族からは 〈ガラクタ〉 いうタイトルが付けられています。お客様は「素晴しい」とおっしゃって下さるのですが、まさか良くないとも言えませんよね。ツタが絡まって良い感じではあるのですが!?

宇宙

アルメニアの国際アートフェスティバルThe 16th International Art Festival in the Republic of Armenia, September 21th - October 20th, 2007  に出品する作品で、アクリル、全紙大です。

地上に降り立った天使

「地上に降り立った天使」シリーズを完成しました。今後、同じモチーフをコーヒーカップやワイングラスなどへ使う予定です。写真は完成第1号作品の磁器板で、7月18日まで東京・銀座、ギャルリー志門
で公開中です。

葉山ブルー、誕生


神奈川県葉山町は相模湾に隣接し、マリンスポーツも盛んですので、イメージカラーとしては「ウルトラマリン」などが挙げられると思います。ただ、どちらかというと葉山のイメージとしてはウルトラマリンより多少明るい色が相応しいかと思います。
ところで、古くから磁器などの染付けに持ちいられる酸化コバルトを主成分とした呉須ですが、焼成すると落ち着いた藍青色になり、ウルトラマリンに近い色合いになります。
そこで、この呉須をさらに技術開発し、湘南葉山の明るいイメージを持たせた『葉山ブルー』が誕生しました。

桜のワインカップ

4月に掲載した素地に描いた桜のワインカップが完成しました。

2007年5月16日水曜日

Greifswald Exhibition


ドイツの古い学園都市で Greifswald という所があるそうですが、そこで美術展 [InterArt Grefswald 1] が開催されていて、私の作品も招待出品させて頂いています。一昨年ベルリンの郊外の Bernau で行われた Artists to Artists Germany 2005 に参加した時、やはり同展参加者の Margot Bulitz さんとご主人の Juergen Bulitz 氏ご夫妻のご尽力により出品が実現したものです。美術展は現代アートが中心ですので同じような作品を出しても面白くないと考え、水墨画のポートレートを出品してみました。Bernau は実際行って歴史もあり、河が流れていて自然もあり、中心街は整備されていて美しい町
でした。この Greifswald http://www.greifswald.de/index.html は今回現地に行きませんでしたが、ネットで見ると良さそうな所で、機会があったら行ってみたいものです。

2007年5月9日水曜日

日韓100人展


銀座のアーチストスペースで行われている日韓展に出品した作品です。この所、磁器板の未公開作品を展示しています。ローマのトリニタ・ディ・モンティ教会です。「ローマの休日」のロケがあった所で、側にスペイン大使館があったので、前の階段や広場はスペイン階段とかスペイン広場とか呼ばれています。作品は茶を出来るだけ薄く描き、ブルーをバックにデザイン的処理をしてコントラストを持たせています。

2007年5月2日水曜日

葉山工芸美術家集団第20回記念展


葉山工芸美術家集団が20周年記念をします。私は1994年から2003年まで会長を務めましたので、現在は退会しておりますが、招待出品させて頂きました。設立当初は3段掛けの田舎の展示会でしたが、今では周辺の市からも見学に来られる位、なかなかの展示をされるようになりました。

アートでピース展

伊東市で行われた団体展「アートでピース」の出品作品(会場にて)です。昨年から磁器に書き始めた天使をあしらっています。展示場は観光会館ですのでそれなりの展示です。折角目の前が海ですし、近くには昭和初期の旅館も公開されていますので、その辺を利用すればオシャレな展示が出来るのではないかと思いました。

続五月の十月展



Bar十月のママさんです。アーティスト、文化人、ビジネスマン、土地の方とお客様は幅広いですね。しかも皆さん良い人ばかりで、飲みながら初対面の隣の方と意気投合したりできます。これまでグループ展で2回展示させて頂きました。搬入日の5月1日は雨が降っていましたが、駅からゴールデン街までは幸い雨が上がって助かりました。案内状、まだ出してないので、偶然知人の画家と国際芸術宇宙センターの理事2人、合わせて4人のオープニングパーティーとなりました。

2007年5月1日火曜日

五月の十月 展


本日から新宿ゴールデン街「Bar十月」5月1日~31日で、個展をすることになりました。4月27日の夜に依頼されて、慌てて準備しました。未発表の磁器板12枚を展示します。なかなかこういう所では売れませんが、売れても飲み代に消えてしまいますのでね~(ギャラリでやっても同じか(;> <;)

2007年4月22日日曜日

青山時代の岡本太郎


川崎市岡本太郎美術館にて(4月21日ー7月1日)1954年~1970年 現代芸術研究所から太陽の塔まで、前衛芸術運動の展覧会が開催されています。4月20日に内覧会およびレセプションが行われ、出席させて頂きました。1956~57年頃に岡本太郎氏が主宰されておりました芸術運動活動で作られたテキスタイルで、銀座松屋デパートに出品された多賀谷伊徳のスカーフも(写真中段右側)飾られておりました。終了後、瀬木真一さんや末松正樹さんのお嬢さんで作家の長倉茉利さん達と向ヶ丘遊園駅前の居酒屋で、故人の昔話に花が咲きました。

2007年4月19日木曜日

油壺湾


財団法人かながわトラストみどり財団三浦半島地区推進協議会会報Vol.24平成19年度3月31日発行の表紙を担当させていただき、油壺湾の風景画を掲載しました。黒の油性ボールペンで線画を描いてからアクリルガッシュを水で溶いて水彩風にしています。会報のタイトルが「みどりのまち」なので、出来るだけ爽やかに仕上げてみました。


3月末に筑前姫窯にて磁器の制作を行った。窯場へ行く途中の小学校裏手にある桜は満開で、ただし、小学校は春休中で誰も見る人は居ず、しばし自転車を止めてたった1人の観桜会であった。桜はあまり描かないのだけれど、と言うより自信が無かったが、描き始めると割とスンナリ描けてしまった。桜がパワーをくれたのでしょうね。(写真は素焼き上に描いた段階)


池田勇人の「国民所得倍増計画」の生みの親であり、またそれを実現した大蔵省出身のエコノミスト下村治は晩年「日本は江戸時代のような姿になるのがいい。文化とか芸術とか教養に力を入れる時代になるべきだ」と言っている。2007年の今日、一見文化や芸術は振興されているようにも見えるが、芸術家の今は多難である。将来、芸術家が日本で尊敬される職業になるよう、一歩一歩努力を重ねて行きたい。